イベント

2022.06.27

ベッドタイム・フォー・デモクラシー(Bedtime for Democracy)

倉敷 6月27日(月)〜 8月28日(日)9:00〜17:00 休館日 毎週日曜日、7/9、7/13、7/23、8/20
東京 9月17日(土)〜  25日(日)11:00〜19:00
場所:倉敷 KAG 〒710-0055 岡山県倉敷市阿知3丁目1−2
東京:BUoY 〒120-0036 東京都足立区千住仲町49−11

ベッドタイム・フォー・デモクラシー(Bedtime for Democracy)

展覧会概要

アメリカのパンクロックバンド、デッドケネディーズは、アルバム「ベッドタイム・フォー・デモクラシー」のなかで「電気フェンスが必要な“祖国 ” と呼ばれる収容所」の中で「バビロンの蜃気楼やベルトコンベアのような肉弾戦を生きている」と叫び、民主主義と資本主義の分かち難い共犯性を歌いました。
本展に付けられたアルバムタイトルは、ロナルド・レーガンが主演した1951年のコメディ映画「Bedtime for Bonzo」に由来しており、レーガノミクスをはじめとして、新自由主義、戦争、メディアの氾濫、娯楽産業(余暇と消費)、マッチョイズム、それらへの見せかけの反抗への糾弾が叫ばれます。そして難民やクィアへの擁護といった、周縁への配慮も示唆します。
これらの観点を踏まえつつ10組のアーティスト、活動家、哲学者が参加する展覧会を開催します。本展では、民主主義における意思決定プロセスが問いたださる現状の中、その声をかき消され、疎外された周縁の声を引照し、民主主義の政治的神話の綻びを暗示した作品群を取り上げます。また地政学的な観点から、民衆の不服従を起点とした集団の内部における権力の分散や、共有を照射した作品をとりあげ、新自由主義の諸原理が民主から奪い去った主権を、いかにして奪還できるのかを模索します。そして民主主義をどのように抵抗の政治へと変転しえるかを作品を通して見いだします。

参加作家 作品 一覧

Leticia Agudo(レティシア・アグド)   ”After The Revolution”
Nuotama Bodomo(ヌオタマ・ボドモ)  ”Afronauts”
Lizzie Borden(リジー・ボーデン)      ”Born in Flames”
Bread & Puppet Theater(ブレッド&パペット シアーター) ”Birdcatcher In Hell”
Naomi Klein(ナオミ・クライン) ”Naomi Klein Speaks at Occupy Wall Street , 10 June 2011.”
Martha Rosler(マーサ・ロスラー) ”Martha Rosler Reads Vogue”
T Heiny Srour(ヘイニー・スロール) “The Hour of Liberation Has Arrived”
松本俊夫(Toshio Matsumoto)  ”安保条約”(The Japan-US Security Treaty)
Winston Smith(ウィンストン・スミス)  ”Bedtime for Democracy, Ray Gun, Gott Mit Uns(God is on Our Side).”
Wendy Brown(ウェンディ・ブラウン)”Neoliberalism and the End of Liberal Democracy”

会期:
倉敷 9:00〜17:00 休館日 毎週日曜日、7月9、13、 23、8月20日
東京 9月17日(土)〜 25日 (日) 11:00〜19:00
場所:
倉敷 KAG 〒710-0055 岡山県倉敷市阿知3丁目1−2
東京 BUoY 〒120-0036 東京都足立区千住仲町49−11

※倉敷では、展覧会をそれぞれの作品を3回に分けて展示します。詳細は、http://kuragei.com/をご確認ください。映像作品が多く鑑賞に時間がかかるので、お時間に余裕を持ってご来場ください。新型コロナウィルス蔓延防止対策へのご協力をお願い致します。

作品画像 クレジット
1. After The Revolution©Leticia Agudo
2. Afronauts©Nuotama Bodomo
3. Born in Flames©Lizzie Borden
4. Video Chat©BARBARA DARLINg
5. Birdcatcher in Hell©Bread & Puppet Theater
6. Naomi Klein Speaks at Occupy Wall Street, 10 June 2011©Naomi Klein
7. Martha Rosler Reads Vogue©Martha Rosler
8. The Hour of Liberation Has Arrived©Heiny Srour
9. 安保条約(The Japan-US Security Treaty)©Toshio Matsumoto
10. Series of Bedtime for Democracy©Winston Smith

主催:岸本佳子(BUoY)、川上幸之介研究室
キュレーション:川上幸之介研究室
協賛:株式会社クラビズ

Leticia Agudo 「After The Revolution」
19994年1月1日、アメリカ、カナダ、メキシコ間の北米自由貿易協定(NAFTA)の発効と同時にメキシコ南部のチアパス州各地で武装蜂起した、マヤ系先住民主体の農民組織「サパティスタ民族解放軍」(EZLN)は、歴史上、土地を奪われ、搾取されてきた不公正や非人道性に対して民主的な社会空間を取り戻すための叛乱でした。
彼らは各コミュニティがそれぞれ自主的に活動を行う水平性のネットワークを形成しており、先住民に対する構造的差別と政府の新自由主義政策を糾弾し、農民の生活水準の向上と民主化の推進を要求し、政府との交渉を繰り返しながら、現在に至っています。
「After The Revolution」は、独自の教育、医療、法制度を構築してきたサパティスタの自治区で暮らすコミュニティ内の女性たちによって起こされた、台所や寝室での変化を描いています。革命以降の望むべき世界は、誰がどのように創造していくのでしょうか。これまで生活空間を蹂躙してきた家父長制、性差別、ドメスティック・バイオレンスは、女性たちによるワークショップと絶え間ない交渉と折衷により、瓦解し、コミュニティは新生へと向かいます。

レティシア・アグド
アイルランドを拠点とするスペイン出身の映画監督。17才で渡英し、演劇を学んだ後、ダブリンに移住し映画制作を学ぶ。「After the Revolution」で監督デビューの後、短編映画「Forty Foot」、南メキシコの労働者と先住民の権利をテーマにしたドキュメンタリー「Land of Amber」を発表しSimon Cumbers Media Fundを受賞する。2015年「Refuge」、現在はスクリーン・アイルランドの支援を受けて「My Refugee」を製作中である。またウォルバーハンプトン大学と共同で運営されている映画・テレビ制作のスクールの運営を行なっている。

「Afronauts」

戦後の二極対立から生じた米ソ間の宇宙開発競争下、両国の月面着陸に先駆けようとした国がアフリカ南部にあるザンビアでした。
ザンビアの小学校教師で国立科学・宇宙研究・哲学アカデミーの所長でもあったエドワード・ムクカ・ンコロソは、1964年、12人のAfronautsと名付けた宇宙飛行士を、回転するドラム缶に入れて坂を転がせたり、タイヤのブランコで無重力空間を作りだすといった訓練を行なっていました。
その中には17歳のマタ・ムワンバという少女がいました。ンコロソの計画では、銅とアルミのロケットでムワンバと猫2匹を月に送り込み、「原始的な」火星人へのキリスト教の布教活動を行い、ザンビアが「惑星空間の第7天国の管理者」になるという壮大なものでした。「Afronauts」は、この実際にあった物語をベースとしながらも、ザンビアの宇宙開発計画の物語をスペキュラティブ・フィクションとして描いた作品です。この組換えられた現実とフィクションの交錯するアフリカのナラティブは、西洋社会が描いた映画の眼差しと民族誌が共に抱えてきた文化領域の植民地化といった暴力に疑問を投げかけます。

ヌオタマ・ボドモ

ヌオタマ・フランシス・ボドモは、ニューヨークを拠点に活動するガーナ人のアーティスト。幼少期には、ノルウェーや香港、カリフォルニアを転々として生活していた。ボドモは、2013年にガーナからアメリカに移民してきた一家が、乱暴な娘を祈祷し治療するため、ペンテコステ派の教会へと向かうロードトリップを描いた「Boneshaker」を制作し、サンダンス映画祭にノミネートされ監督デビュー。翌年には「Afronauts」が公開され、ホイットニー美術館で展示され、映画界とアートワールドで評価された。2016年に制作した「Everybody Dies! 」では、サンダンス、ベルリナーレ、テルライド、ロッテルダム、SXSW、New Directors/New Filmsなどの映画祭で上映され、話題を呼んだ。現在は「Afronauts」の長編を製作中。

「Born in Flames」

平和的な社会主義革命である「社会民主主義解放戦争」から10年後という虚構のアメリカ合衆国を舞台に、女性たちによって組織された自衛軍は、革命において解消されることのなかったジェンダー、人種、階級といった解放を、地下ラジオ局を拠点として体現していました。
映像はフィクション、ニュース、ドキュメンタリー、フェイクがコラージュされ、教条的な堅苦しさが避けられた曖昧な世界の中で展開されていきます。そこでは、女性たちの直接行動によるアイデンティティー形成を通して、現代における民主主義、さらには社会主義といった政治の有効性に疑念が投げかけられます。ボーデンは政治革命が深い効果をもつためには、メディアや芸術に親密に関わる文化的な革命が必要なことを説いています。

リジー・ボーデン
アメリカ合衆国出身の映画監督、映画芸術科学アカデミー会員。
11才の時に1890年代のマサチューセッツ州で起きた二重殺人事件の被告人リジー・ボーデンから名前を取り、名乗る。マサチューセッツ州のウェルズリー大学で美術を専攻したが、ジャン=リュック・ゴダールの影響により映画監督を目指す。1976年に実験的なドキュメンタリー映画「Regrouping」、Art & Languageのメンバーでありバンド、Red Krayolaのメイヨ・トンプソンの曲からとられた1983年の「Born in Flames」、セックスワーカーの生活を描いた1986年の『Working Girls』を発表した。作品群は主に、人種、階級、権力、資本主義についてフェミニストの観点から描かれている。

Birdcatcher In Hell

戦後、アメリカとソ連のイデオロギー闘争は各国を巻き込んでいきました。その代理戦争の一つであるベトナム戦争は、19年の間に200万人の死者を出し、アメリカの撤退にともない終結しました。
ベトナム戦争下の1968年3月16日、クアンガイ省ソンティン県ソンミ村でアメリカ軍のウィリアム・カリー中尉率いる第1小隊が非武装かつ、無抵抗の村民504人(妊婦、乳幼児を含む子供)を次々と虐殺していきました。翌年、スケープゴートとして軍法会議にかけられたカリー中尉は、終身刑を宣告されます。しかし、リチャード・ニクソン大統領の政治的な特赦により3年間の自宅軟禁の末、責任は不透明なものとされ赦免されました。
この虐殺と不公正をベースとしつつ日本の狂言を織り込んだ「Birdcatcher In Hell」は、軍楽隊のような一定のリズムで重々しく叩かれるドラム音を背景とし、赤黒く塗られた鳥のような怪物たちが、虐殺と特赦の様子を演じていきます。同作では、超越された倫理、法の基準、感情の破裂が人形により形容され、人間の怪物性が剥き出しとなった例外状態を再現していきます。

ブレッド&パペット シアーター

1963年にピーター・シューマンによってニューヨークのローワー・イーストサイドで設立された、大小さまざまな人形を使って政治的な演劇を創り出すアメリカの劇団。ブレッド&パペットの特徴である人形は、1965年にニューヨークで行われた政治的なストリートパレードで初めて登場し、次第に反ベトナム戦争運動と結びついていった。1966年、シューマンは仮面劇「ファイヤー」を創作し、1968年のフランスのナンシーフェスティバルでセンセーショナルを起こし、同年、オビー賞を受賞した。主な劇に『キング・ストーリー』(1963年)、『クリスマス・ストーリー』(1963年)、『男は母に別れを告げる』(1967年)、『グレイ・レディ・カンタータ第1番』(1968年)、『肉を求める民衆の叫び』(1969年)などがある。1970年までにブレッド&パペット シアーターは60以上の作品を制作し、国際的な評価を得た。また、会場ではパンを焼いて販売することで、日常生活と一体化した芸術活動を表現している。またペーター・シューマンの主な著書として「人形劇の過激さ」(1991年)、「今世紀末、人形とパフォーミング・オブジェクトの状況はどうなるのか?」(1999)がある。

「ウォール街を占拠せよ」における、ナオミ・クラインのスピーチ 2011年6月10日

2008年の金融危機をきっかけとして、1%の富裕層と残り99% の人々との階級格差を表したスローガン「われわれは99%である」のもと、ウォール街から北200メートルに位置するズコッティ公園で民衆の蜂起、「ウォール街を占拠せよ」は生まれました。そこには、同じ目的を共にしつつも異なる政治的志向を抱えた民衆が集い、平等な合意形成(ゼネラル・アセンブリ)にもとづく水平的な運動を担保していました。同年10月には国際統一行動の呼びかけに対し世界82カ国951都市が呼応しました。
「ウォール街を占拠せよ 」の最中、ズコッティ公園で民衆を前にナオミ・クラインは「人間マイク」(発言者が1フレーズ話すたびに周囲の者が反復してだ遠く伝えていく方法)により、現在にまで受け継がれてきた新自由主義が持つ歴史的な経緯と強欲性について糾弾しました。この実践の記録を捉えた同作は、民主主義の在り方について、新たな可能性を合唱します。

ナオミ・クライン

カナダのジャーナリスト、作家、活動家。
トロント大学在学中に学生新聞の編集長を務めた。1999年に反グローバリゼーションにおけるマニフェスト『ブランドなんか、いらない』を発表する。2002年には『貧困と不正を生む資本主義を潰せ』、2007年『ショック・ドクトリン――惨事便乗型資本主義の正体を暴く』2014年『これがすべてを変える――資本主義VS.気候変動』

Martha Rosler Reads Vogue

1981年に映画監督であり活動家でもあるディー・ディー・ハレックが「情報産業の神話を打ち砕く」というスローガンのもと、実験的かつメディア批判として「Paper Tiger Television」をニューヨークで設立しました。「Martha Rosler Reads Vogue」は、このケーブルチャンネルでおこなわれたライブパフォーマンスです。
ファション雑誌「Vogue」のページをめくりながら化粧台に座るロスラーは、この雑誌の表象を巡る関係を「ヴォーグとは何か?ファッションとは何か?それは魅力、興奮、ロマンス、ドラマ、願い、夢、勝利、成功」と問いかけつつ、読み上げていきます。そこでは女性の身体への欲望のまなざし、ファッション産業を支える消費第一主義の労働条件といった余暇と消費を巡る関係が明らかにされ、 埋め込まれた記号を朗読により解体していきます。

マーサ・ロスラー

アメリカのアーティスト。写真、フォト・テキスト、ビデオ、インスタレーション、彫刻、パフォーマンスと幅広いメディアを扱うコンセプチュアル・アーティストであり、芸術や文化についての執筆活動も行っている。 ロスラーの作品は日常生活や公共圏を中心に、ジェンダーへの眼差しを含み、メディアや戦争、住宅やホームレス、場と交通システムなど、環境へも向けられている。ドクメンタをはじめとして各国で開催される国際展に参加している。またドイツ・フランクフルトのシュテーデルシューレ、カリフォルニア大学サンディエゴ校やアーバイン校などで客員教授を務めた。

The Hour of Liberation Has Arrived

1970年代初頭にオマーン、アラビア湾で歌われていた “The Hour of Liberation Has Struck “から着想を得た「The Hour of Liberation Has Arrived」は、人民戦線による英米の植民地主義への闘争と解放を描いた作品です。植民地の前哨基地から保護国へと移行しつつあった当時の地政学の歴史の揺らぎを、弁証法的なモンタージュ、記録映像、アーカイブ資料が辿っていきます。そこでは民族、部族、国民性によって必ずしも定義されない政治的問題に焦点が充てられます。本作では西洋中心主義の描く後進的なアラブ人の政治的、性的、文化的、経済的規範を覆し、日常生活の実践における有機的な革命が開示されていきます。

ヘイニー・スロール
レバノンの出身でフランス在住の映画監督。ソルボンヌ大学社会人類学博士号取得。最初の作品『Bread of Our Mountains』を手掛けるが、レバノン内戦により消失。1974年にカンヌ国際映画祭にアラブ人女性監督として初めての映画『The Hour of Liberation Has Arrived』を発表した。その後もフェミニストかつ、社会主義的な観点から長短の映画を多数発表している。またロンドンインターナショナルフィルムスクール、ゴールドスミスカレッジで教鞭をとった。

安保条約

1951年に調印され、翌年発行された日米安全保障条約(通称、安保条約)は
現在まで続く対米従属をもたらし、日本はアメリカの極東の拠点として米ソ冷戦体制に組み込まれました。
明滅と重苦しい効果音とともにはじまる本作は、条約に反対する安保闘争が激化する一年前に日本労働組合総評議会により松本俊夫に発注された映画です。そこでは日本の再軍備化へのプロパガンダや、安保闘争のルポルタージュといった表現に止まらず、写真によるストップモーションといった前衛的な手法や、ニュース映画のモンタージュが展開され、新しいリアリズム映画が追求されています。本作の最後には、経済合理性の追求と、希薄化されたコミュニティーの連帯と無関心といった、現在に続く資本主義構造の矛盾の萌芽が見受けられます。

松本俊夫
愛知県名古屋市出身の映画監督、映像作家、映画理論家。元日本映像学会会長。東京大学文学部美学美術史学科卒業。新理研映画で記録映画『潜凾』(56)を初演出、退社後「記録映画」「映画批評」等の雑誌で映画理論家として活動し、『安保条約』(59)、『西陣』(61)、『石の詩』(63)、等のドキュメンタリー映画を手がけた。68年には『薔薇の葬列』で劇映画に進出し、『修羅』(71)、『十六歳の戦争』(73、公開は76年)、そして夢野久作の同題探偵小説を映画化した『ドグラ・マグラ』(88)等の劇映画作品を監督した。一方、日本の前衛アート集団「実験工房」と取り組んだ『銀輪』(56)、また『メタスタシス=新陳代謝』(71)、『アートマン』(75)、『気 Breathing』(80)、『偽装 ディシミュレーション』(92)等で、日本の代表的な実験映画作家の一人とされた。著書に『映像の発見』、『映像の探求』(三一書房)、『幻視の美学』(フィルムアート社)他がある。

ベッドタイム・フォー・デモクラシー

アメリカのパンクバンド、デッド・ケネディーズやグリーンデイのアルバムカバーで知られるウィンストン・スミスの初期の作品は、イギリスでは発禁処分とされ、アメリカの宗教右派からも非難され、パンク・カルチャーだけに止まらない影響を世界中のサブカルチャーシーンに与えました。ウィンストンの作品は政治的な示唆に富むコラージュとイラストで知られ、ダダ、 シュールレアリズムの系譜にありながら、ユーモア、パニック、カオスといった世界観で、現代 社会を挑発する作品を展開しています。 本展では、展覧会のタイトルに引用された1980年にパンク・ジン「FALLOUT」に掲載され、 1983年に制作された「Bedtime for Democracy」にて世界的に認知されることとなった作品群が展示されます。

ウィンストン・スミス

ウィンストン・スミス(1952年5月27日生まれ)は、アメリカのアーティスト、イラストレーター、カバーデザイナー。アメリカのパンク・ロック・バンド、デッド・ケネディーズのロゴ、6枚のレコードジャケットのアートワークで知られている。またグリーン・デイのアルバム「インソムニアック」のジャケットやベン・ハーパー、ジョージ・カーリン、バーニング・ブライズなど、50以上のアルバムカバーやアイコンをデザインしている。

自由民主主義の終焉と新自由主義

ウェンディ・ブラウン

アメリカの政治理論家。UPS財団 高等社会科学研究所教授。 主な著書に『いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃』(中井亜佐子訳 みすず書房)、『寛容の帝国――現代リベラリズム批判』(向山恭一訳 法政大学出版局)、ほか。

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